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東名高速のデマに県警の手が!容疑者と同名の会社が大迷惑!

今年の6月に東名高速で夫婦が死亡すると言う事件がありましたが、それに関わるデマで容疑者と同名の会社が抗議の嵐にさらされ、ついに県警が捜査に乗り出すと言う事態に発展しました。

事故と全く無関係の会社にどうして抗議が殺到したのか、インターネットの闇に着いて考えてみましょう。


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東名高速のデマに県警の手が!容疑者と同名の会社が大迷惑!

東名高速の事件は、追い越し車線に停止したワゴン車に大型トラックが追突し、乗っていた夫婦が死亡するというものでした。この事件の原因を作った福岡県中間市の建設作業員の石橋和歩被告(26)は、危険運転致死傷の罪で10月10日に逮捕されています。

ところが、事故と無関係である北九州市の建設会社「石橋建設工業」が被告の親族の会社だというデマがインターネット上で広がり、逮捕の翌日の10月11日から会社に匿名の抗議の電話が殺到するようになったといいます。

「会社を畳んで賠償金を遺族に払え」「極道なめんな。若いの連れて行く」などの迷惑電話が多い日には100件以上もあり、インターネット上には「石橋の勤めていた会社に抗議の電話が殺到中だそうです。皆さんもどうぞ」と言った中傷をあおるコメントまでありました。

そのため会社社長は、危険を感じて会社を数日間休業したり、子供らの通学を休ませたりせざるを得ない状況に追い込まれたそうです。

だから、福岡県警が強制捜査に乗り出すことになって、社長はようやく安堵の表情を浮かべたといいます。

発端は些細な過ちか?

こんなことになった理由としては、名前と住所が被告と被るというだけのことで被告と会社とを短絡して考えた誰かが、インターネットに書き込みをしたのが発端になっているのでしょう。

そしてそれを見た人達が安易に拡散し、さらに「拡散しているから本当だ」と思いこんで同調した人が多かったからだと思います。

しかし、こんなデマが発端で抗議や中傷が殺到するなんて、世の中間違っているとしか言いようがありませんね。


東名高速のデマ.jpg
引用元:


実態は卑劣で悪質なリンチだった!

福岡県警は名誉棄損の容疑で複数の関係先を家宅捜索したそうですが、関係者は自分のやっていることを正しいことだと認識しているから、反省する様子は見られなかったそうです。きっと、正義の鉄槌を下してどこが悪いのかと思っているんでしょう。

しかし、法治国家の日本では一般人が人を裁く事は認められていないはずです。従って、関係者がやっていた事は単なるリンチで、これは明らかに法律違反です。

あるいは、インターネットや電話による集団的なイジメと言えるかも知れませんね。

一般的なイジメならいじめる相手がはっきりしているわけですが、インターネットによるイジメは匿名性が高いから、より卑劣で悪質とも言えでしょう。

こうしたことが繰り返されないように、インターネットの功罪を利用者の一人ひとりが熟考する必要がありますね。


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